台風が接近中です
台風対策・通過後のお手入れについて

台風が日本列島に接近中です。
暴風域に入ってしまうと屋外に出るのは非常に危険ですのでバラの台風対策はぜひお早めに行ってください。
バラの台風対策・通過後のお手入れについて簡単にご説明しますので、ぜひご参考にしてください。


【台風対策】
鉢バラを移動できる方は強風の当たりづらい場所に移動したり、鉢を集めて紐でまとめたり、フェンスなどに固定してなるべく枝が折れないようにしてください。地植えの株は支柱などを挿して固定してください。

一本だけでは簡単に折れてしまうので、心配な株は3〜4本使ってしっかりと固定してください。
また、枝葉が多過ぎると雨で濡れ重さをまし、強風が当たるので被害が大きくなりますので、大きく育ちすぎた枝は台風前に切ってあげましょう。とはいえ、超強力な台風が直撃してしまった場合にはどうしても被害が出てしまうものですが、バラは丈夫な植物ですので、株元から折れない限りはすぐに新芽を吹きまるで何もなかったことのように回復してくれます。
大切なのは台風通過後のお手入れです。


【通過後のお手入れ】
沿岸部の方に気を付けてほしいのは『塩害』です。
台風などの場合、強風で海水が吹き飛ばされ、雨となってバラや植物に吹き付けられてしまいます。海水がかかった植物をそのままにして乾いてしまうと、塩分濃度が高くなって塩害が起きてしまいます。

そうならないためにやっておきたいのが、できるだけ早めの水洗いです！葉はもちろん株全体をきれいに洗い流してあげてくださいね＾＾
※大きな台風の場合には海から離れた内陸部でも塩害のおそれがありますので要注意です。

水洗い後に葉が乾いたら、殺菌剤の薬剤散布もするのも忘れないようにしてください。

また、台風がくるとどうしても鉢が倒れた、枝が折れた、株がぐらつくなど、被害は出てしまった場合には…
枝が折れてしまった場合は軽く切り戻してあげればＯＫです＾＾

株がぐらついてしまった場合には、支柱などを立てビニタイなどで固定してください。鉢が倒れて土が流失してしまった場合には、必ず培養土を足してあげてください。また、肥料も一緒に流失することもありますので、肥料の確認も忘れないでください。

バラは強い植物ですので、台風で傷んでもしっかりケアしてあげれば、また、元気に回復してくれます♪
また綺麗に花が咲咲かせているところを想像してしっかりケアしてあげてください。