タイプ0
無農薬でも、ほとんど病気が出ない驚くほどの耐病性を持つバラ。庭木や草花と同じように害虫が出た時だけ殺虫剤をかけるか、捕殺するだけで育つ。半年に一度(3月上旬と9月上旬(冬・夏剪定後))の薬剤(殺菌剤)散布行えば一年を通して綺麗な株姿を維持しやすい。細かなことを気にしなければ無農薬で十分育てられる、今までのバラの常識を超えた画期的なバラ。
タイプ1
無農薬でも育つとても丈夫なバラ。バラの生育期間(3月〜11月)に、月に一度の薬剤散布を行えば、一年を通して綺麗な株姿を維持しやすい。また葉を落としたとしても何事もなかったかのように枝葉を伸ばしなおし、繰り返し咲く強いバラ。
※タイプ1の中でも、よりタイプ0に近い品種は次の薬剤散布が品種説明欄に記載される。「年に5回の剪定後ごとの薬剤散布(殺菌剤)を行えば一年間美しい葉を維持できる。タイミングは3月上旬、1番花開花後、2番花開花後、夏剪定後、秋花が咲いた後の花後剪定後の5回。剪定後は株が小さくなるので散布の仕事量の低減やコスト削減になる。」
タイプ2
ときどきの薬剤散布で良く育つ丈夫なバラ。バラの生育期間(3月〜11月)に、月に2度の適切な薬剤散布を行えば一年を通して綺麗な株姿を維持しやすい。葉を落としたとしても、樹勢により枝葉を伸ばしなおし、繰り返し咲くことが多い。
タイプ3
定期的な薬剤散布で良く育つバラ。バラの生育期間(3月〜11月)に、月に3度の適切な薬剤散布を行えば一年を通して綺麗な株姿を維持しやすい。黒星病によって葉を落としやすいバラが多く、葉を落とし一度調子が崩れると次の花が咲かない時も。手をかけただけ、栽培技術を向上させてだけ、素晴らしい花を咲かせる。咲いたのではなく、「私がこのバラを咲かせた」と思える、育てがいのあるタイプ。
タイプ4
定期的な薬剤散布で良く育つバラ。バラの生育期間(3月〜11月)に、月に4度の適切な薬剤散布を行えば一年を通して綺麗な株姿を維持できる。タイプ1、2、3のバラは定期的な手入れで良く育つが、タイプ4のバラは観察と栽培技術の熟練が必要。定期的な薬剤散布と日々の観察による適切な手入れで良く育つ。樹勢が弱いのに、株に対して蕾をつけすぎて体力を落とすバラが多いので、蕾を早めに取り除くソフトピンチがとても効果的。バラ栽培センスを磨くことが出来る上級者向けのタイプ。初心者や中級者はこのタイプ4は、育てない事をお勧めします。