≡ カミーユ ≡ Camille
2021 Japan Takunori Kimura
【花】
シルバーがかる淡い藤色、波状弁咲き、中輪房咲きの花。ティーにグリーンの微香。高温期には丸弁八重咲きになることも。遠くから見ると一見寂しげに見える花だが、このバラに近づき、その表情を見ると見たもの心を離さない魅力がある。涼しげな瞳をもつ女性のよう。しっかりとした花弁で花もちが良い。切りバラにも向く。花弁が散りづらい。
【栽培】
ほぼ四季咲きと言ってよい、繰り返し咲き性。樹勢が強く、耐病性も強いシュラブ樹形のバラ。うどんこ病は普通だが、黒星病には強い。春先などの低温期に肥料をやりすぎると、うどんこ病が出やすくなるので、肥料はやや少なめに。年に5回の剪定後ごとの薬剤散布(殺菌剤)を行えば一年間美しい葉を維持できる。タイミングは冬剪定後、芽が膨らみ始めた時、1番花開花後、2番花開花後、夏剪定後、秋花が咲いた花後剪定後の5回。剪定後は株が小さくなるので散布の仕事量の低減やコスト削減になる。また薬剤散布を一切行わなくても、環境の良い場所では、ほとんど病気にならずに生育する。もしくは多少葉を落としてもすぐに新芽を伸ばし、枝葉を吹きなおす。冬剪定等深めに切れば背の高い大柄の木立として育てられるが、切らずに誘引し構造物にとめてつるバラとして育てるのがおすすめ。段差剪定タイプの剪定・誘引がつるバラとしてより良く咲かせるコツ。木立として育てるのなら、スペース広めのガーデン後方に。鉢植えにも向く。
【名前の由来】
名前はクロードモネの絵画「散歩・日傘をさす女」のモデルとなったモネの妻、カミーユから。このバラが野外で咲いているのを見ているときに、「散歩・日傘をさす女」のカミーユの姿が思い起こされた。
品種名 |
カミーユ |
Name |
Camille |
ブランド |
【ロサオリエンティス プログレッシオ】 |
系統 |
S 【シュラブローズ】
|
作出年 |
2021年 |
作出国 |
日本 |
作出者 |
木村卓功 |
交配 |
不明もしくは未発表 |
花色 |
【藤色系】
【淡い藤色】 |
花の特性 |
|
花形 |
【ヘブンリー系】
【波状弁咲き】 |
花経 |
【中輪】 |
芳香 |
【微香】 |
香質 |
【ティ】にグリーン |
樹形 |
【シュラブ樹形 普通タイプ】 |
樹高・伸長 |
【150〜200cm】 |
トゲの量 |
【トゲは普通】 |
樹勢 |
【樹勢が強い】 |
うどんこ病 |
【うどんこ病は普通】 |
黒星病 |
【黒星病に強い】 |
耐陰性 |
【耐陰性は普通】 |
耐寒性 |
【耐寒性は普通】 |
耐暑性 |
【耐暑性が強い】 |
特性 |
【おすすめ】
【初心者向き】
【タイプ1以上】
|
栽培適正 |
【鉢植え向き】
【地植え向き】
【オベリスク・トレリス向き】
【ポール向き】
【高フェンス向き】
|
※育てる環境やバラの個体差による違いもありますので、ひとつの目安としてご参考ください。
《品種登録に関する表記》
農林水産省 品種登録出願中
出願品種名称:KIMparasoli
品種登録出願番号:第35798号
こちらのこちらの鉢などに
バラがよく育つと評判の、こちらの用土で丁寧に植えつけ販売します。
植え替えは一番花が終わった6月頃に、根鉢を崩さないよう8号〜10号鉢に鉢増ししてください。育て方が分からなくなっても安心☆育て方のパンフレットも一緒にお送りします。

●ラッピングをご希望の方はこちら
高温期は見本の花色・花形と異なる花が咲きます。見本の画像は春や秋に開花した時の写真になります。
●バラ苗のご注文に関しましては、必ずこちらのページをお読みの上、ご理解してご注文くださいませ。植物という商品の特徴となります。どうぞよろしくお願い致します
●季節的に多少の病害虫の跡や薬剤の副作用の跡などがありますが、生育に問題がない場合にはそのままお届けいたします。
●複数回に分かれた注文時間の異なる商品の同梱は承ることが出来ませんので、複数のバラ苗や資材をご注文の場合は買い物かごにまとめて一度の決済でご注文くださいませ。